掛川ハヤシに定義は必要か?

 

例えば静岡おでんを名乗るには、何ヶ条かのルールがありますね。

では、掛川ハヤシにもこれが必要か?

現時点の我らの答えは、NOです。

 

何故か?

 

それは、今まで無い物を、これから作り、広めるためです。

 

店に新メニューを加えるのは、いくつものハードルを越えます。

我々も飲食業だからこそ、想像できます。簡単な事ではないと。

イベントのためとか、今週のオススメとかなら遊び心で乗り切れます。

しかし、これまでハヤシをメニューに持たない店が今後も続けてもらうには、

ストックスペースの確保、器、これまでのメニューとの兼ね合い、

そもそも店の売りは他に有る!・・・

数えあげればキリがないほどです。

そこへ、食材の指定、味付けの定義など入れて行くと、

ますますハードルは上がってしまう、

つまりは定着しにくい。

 

そもそも、アイデアの幅を狭めてしまうのが、もったいない!

 

ハヤシライスはこうでなくちゃならない!

こんなイメージはぶち壊して、あなたらしいハヤシに挑戦してください。

和風、洋風、中華、どんなアプローチもあり!

そもそも、ライスである必要もなく、麺類、パン類、何でもOK!

牛肉だよね? こんな定義も無し!

肉、魚介、野菜、掛川には良い食材がいっぱい有ります。

皆様の店の売りを、そのままハヤシとアレンジして

個性的なメニューの誕生を待っています。

 

ちなみに第1回のイベントからは、

日本酒で煮込まれたもの、

ほうじ茶の風味をつけたもの、

イタリアンな大人のハヤシ、

スパイシーでガツン!

などが生まれました。

素晴らしい!!!

 

最後に、定義をひとつだけ。

 

定義① 何か1つは掛川の食材を使ってね!

 

以上

 

 

追記

カレーを作るイメージをして下さい。 

本格的にスパイスから作るかたもいれば、

市販のルーや業務用のルー等を使って、

そこにオリジナルを加えて

店の味にしていく方法もありますよね。

ハヤシも一緒。

皆様の店にスタイルがある以上、

1からデミソースを仕込める店は限られます。

先ずは、ハードルを上げすぎず、

例えばデミソースは仕入として、

具材やスープ、

トッピングや調味料等で

個性を探してみても

良いかと思います。

 

※掛川ハヤシのオリジナルルウができました。

 顆粒タイプで1Kg入りです(約50皿分)

 掛川市内の飲食店にかぎり

 サンプルをお届け致します。

 問い合わせフォームより連絡お願いします。